こんにちは。

最大10連休だった2022年のゴールデンウィークも昨日で終わり。
今日から仕事の人が大勢いらっしゃると思います。
今年のゴールデンウィークはどうでしたか?
何でも近場でお出かけしていた方が多かったとか。
やっぱりお出かけや遊びに行くことって楽しいですよね!
ここからはしばらく祝日という名の連休がない日々が続きますね。。。
今日の東京は曇りからの雨。
雨の月曜日は休み明けには精神的に堪えますな。。。
そんな今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
【おなじみの言葉、「五月病」】
長く楽しいお休みも終わりを告げ、
「あぁ仕事か…」と思わずため息が出てしてしまいそうな
気持ちになっている方も少なくないと思います。
「5月病」ということばは、誰もがみな知っているワードですよね。
最近では「4月病」ということばも出てきたりなんかして
いかに現代人の心が疲れているか、ということを象徴している気がします。
5月病というのは、
5月に原因不明のやる気のなさや倦怠感、身体症状に悩まされ、
仕事や学業にやる気が出ず時に支障が出てしまう状態のことを指します。
5月病というのは、
精神医学や臨床心理学的に言うと(まぁつまり専門的に言うと)、適応障害のことです。
つまり5月に生じた適応障害ということです。
【1ヶ月以内に症状が解消すれば問題ない】
5月に入って何となく
「やる気が出ない」
「倦怠感がある」など
所謂5月病に近い症状がある場合は注意深く観察する必要があります。
軽度の5月病であれば
上手に休んだり、上手に症状に対処していけば
2週間~1ヶ月程度で自然と症状は回復していくものです。
その場合は、心療内科受診も必要ありません。
ただ問題なのは、1ヶ月以上続く5月病の症状です。
【1ヶ月以上続く5月病は適応障害の可能性がある】

1ヶ月以上続いている場合は、
心療内科もしくはカウンセリングが必要になるでしょう。
もし症状が1ヶ月以上続くようであれば、
極力仕事や日常生活をセーブしていきましょう。
重要なのは「休息」です。
今一度、日々の生活を見直すチャンスと捉え、振り返ってみてください。
注意なのは、1ヶ月以上続く5月病の症状を放置していくこと。
「大したことない」と思うことは非常に危険です。
場合によっては、
或る日突然ベッドから動けなくなるほどのうつ病を併発することも実例としてあります。
「心の問題は大したことがない」と安易に考えず
注意深く自分自身を観察していきましょうね。
【5月病を予防するためには?】

ここからは5月病を予防するにはどうすればいいのか、について考えていきます。
5月病になりやすい人がいるというのは事実ですが、
それでもある程度予防することはできます。
ここでは誰にでも取り組めそうなことをご紹介しますね。
まず
1つめとしては、
頑張りすぎないこと。
5月病になる方は、非常に生真面目なのです。
4月の新年度頑張りすぎちゃっているから、
疲れが出てきてしまうのですね。
手を抜きましょう。
生真面目な人には難しいテーマです。
だからこうしましょう。
例えば、
今日10個やらないといけないことがあったら、
ひとつくらいやり忘れましょう。
どれも重要なことだから無理?
そんなことありません。
それはあなたが生真面目すぎてそう思っているだけです。
まずそこから意識を改革していくことが重要ですね。
2つめとしては、
適度な運動とバランスの良い食事、規則正しい生活です。
当たり前のことだと思うのですが
これがすごく大事。
うつ病の治療でも
適度な運動とバランスの良い食事、
規則正しい生活、これは重要視されます。
当たり前のことすぎて、大人は見落としてしまうのです。
1日30分程度のウォーキングでも良い、2日に1回でも良い。
食事は、いわゆる「一汁三菜」を目指しましょう。
寝る時間や起きる時間を固定しましょう。
一日のスケジュールを組むことも大事です。
3つめは
極力自分の周りの環境を変えないようにすること。
限界はあると思います。
自分のコントロールできないところで環境は変わっていきますから。
だからこそ、
自分がコントロールできそうなところ、
例えば自分の部屋とか、
自分のルーティンとか、そこは変えずにずっと持っておきましょう。
自分のルーティンとかない場合はこの機会に作りましょう。
それだけでも心を安心させる材料になりますよ。
できるだけ色々な工夫をして、
5月病を乗り切りましょうね。
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