発達障害の人が向いている仕事とは？【ASD編】

ASD傾向のある発達障害の方が向いている仕事について解説しています。

発達障害の傾向があるからこそそれが強みになることがありそれを仕事に活かすことができたりします。では、ASD傾向のある発達障害の人が向いている仕事とはどのようなものでしょうか。こだわり(同一性の保持)が強い傾向にあるASDの人は同じことの繰り返しが苦にならないことが多いのです。そして毎日同じことを繰り返すことで自然と仕事のレベルが向上するのである種の職人はASDの傾向のある方には向いている傾向があると言えます。

また、細かいデータなどを飽きずに目を通して分析することにもたけていたりするので研究職も良いかもしれません。

そして、ASD傾向の方は感覚過敏傾向が強いと言われます。その特性が芸術面で良い方向に発揮されることもあります。後世に名を残している芸術家は発達障害の傾向があった人も多くいると言われたりします。定型発達の人とは「違う世界」をみている感覚過敏の人は一般的な枠にはまらない感性の持ち主と言えるでしょう。

ＡＳＤの方では記憶力がすぐれている人が少なくありません。聞いたことよりも見たものから理解することが得意なこともあるので膨大な資料や文献などを読んで整理したりする仕事はとても強みとして発揮できると思われます。先程の研究職もしかりですが、法律や医療系の仕事も可能性としては広がるでしょう。

そして、ＡＳＤの方は、理屈で納得しないと動かない傾向がありますが、これは言い方を変えれば感情に流されず論理的であると言えます。中立的な立場で物事が見られるということも強みであると思われる為、意見を求められるアドバイザーやコンサルなども良いかもしれません。

自分自身の特性を詳しく調べたいとお考えの方は発達障害診断補助検査を受けることをお勧めします。結果を元にどのような仕事が向いているか考えることもできますので今の自分の特性や傾向をはっきりさせてたいとお考えの方は是非一度お気軽にお問い合わせください。