【こころの不調】はなぜ【身体】に出るのか?

こんにちは。

ここのところ、季節外れの暑い日が続いていましたが、

本日の東京は過ごしやすい気温ですね。

明日からゴールデンウィーク休みの人も多いかもしれません。

今年は行動制限がないGW。感染対策をばっちりしてお出かけしたいところですね。

  

さて、本日は体調不良の話を徒然に。。。

   

【身体の不調はこころの不調】

皆さんは、身体の不調に悩まされていませんか?

もちろん、

本当に身体の不調からくる「身体不調」ということはあり得ますが、

そうじゃなければ、

実はこころからくる不調なのかもしれません。

一見、身体の不調かと思いきや、

実はこころの不調からきていた、ということは

実は現場でカウンセリングをしていると

よくあることだと気づかされます。

   

例えば、

頭痛。

めまい。

肩こり。

腰痛。

倦怠感。

日常生活生きていれば誰でも経験するような身体症状が

こころの不調からきていることがあるわけです。

そう思うと、あながちこれらの症状って侮れないのです。

僕もこころが不調なときは、

よく頭痛やめまい、肩こりに悩まされることがあります。

皆さんはどうですか。

自分の身体に敏感になって、少し「感じて」みてね。

   

【なぜこころの不調が身体に表れるの?】 

ところで、なぜ

こころの不調がなぜ身体に表れるのか。

結論から言うと、

こころとからだは密接につながっているから、です。

当たり前のことなのですが、けっこう見落としがちなのよ。

こころの不調のせいで、身体に表れることもある一方で、

身体の不調がこころに表れることもある。

でもなんで

こころの不調なのに、

真っ先に身体に表れてしまうのか?

これには諸説ありますが、

僕が思うに

こころの不調になりやすい人って、

自分の身体の不調に鈍感だからだと思うのです。

   

こころが不調になる人は、

自分の身体の異変に気付かないようにしていたり、

鈍くて気づかなかったりする。

同様に、

こころが不調になる人って

自分のこころの異変にも鈍感なのです。

   

鈍感と言う言い方は、

語弊があるな。

どちらかといえば、

本当は敏感なのに、

鈍感になっている、ということ。

つまり、自分のことを「抑圧」しているのね。

本当は、頭が痛いのに、我慢していたり、

本当は、めまいがして、ふらふらなのに、

そういう素振りをせず我慢していたり、

本当は、こころが重くて辛いのに、我慢していたり。

だからこそ、

こころの不調になった時も、同じで

こころが悲鳴を上げていても、我慢してしまう。

だから自分の意識レベルでは気づけない。

だけれどこのままいくと「ヤバイよ!」と自分の身体がアラートを出してくれている。

こころの不調で気づけないならば、

じゃあ体の不調なら気づくだろう、

そう人間の身体は考えるのですね。

だからこころの不調が身体不調に表れる。

だから

ある意味では

こころの不調が身体にでるというのは、理にかなっているのです。

だって

こころの不調になる人は、鈍感、つまり我慢しやすい人だから

どんなにこころが不調でも、気づかない人が多い。

だからといって不調のままいたら、取り返しのつかないことになるから

身体からアラートを出そうとして、身体の不調が出てくるわけですから。

ある意味、人間の身体は良くできていると思う。笑

   

【身体の不調は、身体からのメッセージ】

だから結論。

こころの不調は、気づきにくい、だからこそ気づきやすい「身体の不調」という形で

出てくるということ。

そう考えると、人間の身体は良くできているし、

こうやって、身体の不調として出てくる身体に感謝しないといけないね。

だって、身体からその警告が出てこなかったら、

本当に気づかないまま、そのままダウンしちゃうだろうから。

   

こころの不調になりやすい人は、

自分の身体に鈍感だから、

予防としては

できるだけ自分の身体に敏感になること。

  

でもどうやって?

よくゲシュタルト療法などでは、

ボディワークといって

身体に意識を向けるワークをしたりするんですけれど、

このボディワークのように

自分の身体に意識を向けるようにすることでしょう。

自分の身体がどうなっているのか?

感じるとる練習を少しずつやってみると

自分の身体の不調にも

敏感に感じ取れるようになるかもしれませんね。

   

#体調不良 #体調 #うつ病 #適応障害 #休職 #心理療法 #自己肯定感 #公認心理師 #臨床心理士 #認知行動療法 #来談者中心療法 #精神分析 #心療内科 #うつっぽい #相談

コメントする