良いカウンセラーの見分け方3選

こんにちは。

週末の金曜日。

東京は春のような暖かさとなりました。卒業式や終業式も今日あたりかと思います。

そんな今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

  

【良いカウンセラーとは?】

特に、初めてカウンセリングを受けようと考えている方は

そうだと思うんですけれど、

いざ、カウンセリングを受けようと思った時に

どんな基準で選べばいいかわからない、と思うと思います。

それもそのはずでカウンセリング初心者ですから、

何が良いのか悪いのかすら、わからないわけです。

そんなときは、

選択基準として例えば

「早く予約できる」とか「通いやすいところがいい」とか

「グーグルの口コミが良いから」とかで選びがちだと思うのです。

それはそれで悪くないと思うのですが、

最初だったら良い選択基準だと思うのですが、

いざカウンセラーに話してみて、

今までいくつかカウンセリングを受けたことがあれば、

比較対象があるので別ですけれど、そうじゃなければ、

出会ったそのカウンセラーが本当にいいのか悪いのかわかりませんよね。

歯医者でも病院でもそうですけれど、

診てもらうならできるだけ「良い医者」に診てもらいたいように、

カウンセリングもまた、「良いカウンセラーのカウンセリングが受けたい」と思うはず。

であれば、

良いカウンセラーというのは一体どういうカウンセラーなのか?

今日は「良いカウンセラーの見分け方」をお伝えしようと思います。

   

良いカウンセラーをお伝えする前に、

対義語である「悪いカウンセラー」とはどういうイメージがありますか。

イメージしやすいのは、

「全然話をきいてくれなかった」

「足を組んでたり、腕組んでいたり、態度が悪いなぁと感じた」

とか

「何回か受けたけれど悩みが解決しないなぁと感じた」とか、

「話をしても否定されるように感じた」とか

「話をしている間に居眠りしていた」とか、これクライアントさんに聞いたことがあるホントの話なんですけれどね。

まぁざっとこういう感じだと思います。

では「良いカウンセラー」のイメージはどのようなものでしょうか。

例えば、

「親身になって話をきいてもらった」とか

「態度がよかった」とか

「自分の話を受け止めてくれた」

「問題の解決の糸口が見えた」とか

そのような感じだと思います。

確かに、良いカウンセラーのイメージや悪いカウンセラーのイメージは、合っている気がしますが、でも実は

良いカウンセラーって、皆さんが一見、「悪いカウンセラー」と思うようなカウンセラーだったりすることもあるのです。

どういうことか?

良いカウンセラーの見分け方をこの後詳しく解説しましょう。

  

【良いカウンセラーの見分け方】

まずひとつめは、

あまり話をしないカウンセラーということ。

これ意外ですよね。むしろ色々と話してくれるくらいのカウンセラーの方がいいのでは?

アドバイスとかいっぱいもらえた方が解決するんじゃないの?と思うでしょう。

でも実は違います。

カウンセリングは、自分の心と向き合い、問題解決を自分が自ら気づいていく場所、だから

カウンセラーが答えを出すのではないのです。

相談者が答えを出すのです。

カウンセラーというのは、その相談者が自ら答えを出すためにお手伝いをしているのですね。

だから、カウンセラーはあまり介入的に「あぁしなさい」「こうしなさい」とは言わず、

必要最小限のことばかけしかしないのです。

伝え返したり、解釈したりするカウンセラー、

実はこのようなカウンセラーの方が、良いカウンセラーなのですね。

ある意味、すごく冷静に見えると思います。そういう人が良いカウンセラーです。

一見、親身になって話を聞いてくれる方が良いと思うかもしれませんが、

そうすると客観的に話を聞くことができず、

良いカウンセリングにならないと言われます。

  

話し割合で言えば、7:3か6:4くらいでクライアントの方が話すのが多いのです。

  

ふたつめは、何となく話しやすいなと思うカウンセラー。

これは「良いカウンセラー」のイメージとドンピシャかなと思います。

どんなに「腕がいいカウンセラー」とうわさされるカウンセラーのところに行ったとしても

「話しにくいなぁ」「怖いなぁ」と思ったら心は開けないですよね。

まずは1回目で「話しやすいかどうか」それを重視してくださいね。

これは個人差が大きいから、あなたの感覚が大事だと思います。

人によっては話しやすい人にも人によっては話しにくいということもありますから。

  

3つめは、カウンセリングの導入の時に、

大まかな見通しを伝えてくれたり、正直に話をしてくれるカウンセラー。

初回カウンセリングのことをインテーク面接と言ったりするのですが、

このインテークで、カウンセリングのおおまかな見通し、これを伝えられる人は良いカウンセラーです。

普通に考えて、カウンセリングこれからずっと受けてみようと思っても、

見通しがないと不安ですよね。

その見通しを伝えてくれるカウンセラーは、クライアントのことにも配慮していることはもちろんのこと、

見通しを伝えられるということは、

ある程度の見立てができているということです。

正直1回のカウンセリングで見立てはできないものと言われますが、

もしそうなら正直に話をしてくれるカウンセラーが一番誠実だし、信頼できるわけです。

     

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