【うつ病】は自力で治せるのか?

こんにちは。

今日は山の日ですね。今日からお盆休みの人も多いかと思います。

うだるような暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

  

さて本日はうつ病を自力で治すことができるのか?についてお話していきたいと思います。

   

【うつ病を自力で治したい】

うつ病とは何なのか?については、

散々お話してきているので

敢えて簡潔に。

うつ病とは、気分の落ち込みが代表される症状のこころの病気です。

うつ病になった方で、

よく「うつ病を自力で治せるのか?」と思う人も少なくないでしょう。

おそらくこのようなことを思う人って

こころの病気になったことを受け入れられないところがあるからだとは思います。

だから薬とかカウンセリングとか受けないで治したいと思うのでしょう。

  

確かに、うつ病は、軽度であれば自力で治すことはできなくはないです。

それにはまず

休養が必要になります。

なので今の仕事や社会生活を一旦ストップしてください。

それで2週間~1ヶ月ほど、様子をみてください。

軽度な方であれば1ヶ月ほど休んで体調が回復する人もいます。

また、人によっては

「いや、仕事は休めない」という方も多いのです。

うつ病の方って責任感が強いので、

いきなり休むことに抵抗がある方が多いです。

であるならば、自力で治すのは限界があります。

そもそも、治療には休養が必要なのですが、

休養しないままで治療をすると、治療も長引く可能性もあったりします。

休養して

回復すればそれはそれでよいですが、

そうじゃない場合ももちろんあるのです。

その場合は、一度心療内科に受診をされることをお勧めします。

あまり心療内科に受診することに抵抗がある、という方は

まだまだたくさんいらっしゃいます。

だからこそ受診控えするとは思うし、受診せず治したいと思う人もいるようですが、

個人的な意見ですが、

軽度でもできるだけ受診して行った方がいいと思います。

その方が安心するところもあると思います。

  

【うつ病はしっかり治療すれば治る】

うつ病というのはしっかり治療すれば治るものです。

治療は薬物療法心理療法です。

お薬を飲むことに抵抗があったりする人も多いですが

うつのときは黙って薬を飲むようにしましょう。

その時に大事なことは、

「この薬を飲めば絶対治るんだ」と思いながら飲むと良いです。

プラシーボ効果といって、

薬の効き具合ってメンタルの状態が大きく影響しているものなのです。

   

こんな実験があります。

頭痛持ちの人数人に集まってもらい、頭が痛いときに

本物の頭痛薬を持ってきて、

「これは頭痛薬です」と言われて飲む場合と

実はただのサプリだけれど、それを見せながら

「これは頭痛薬です」と言われて飲む場合とでは

効果がほぼ同じだったのです。

つまりただのサプリなのに「これは頭痛薬」と思い込んで飲むと

なぜか頭痛が解消されるというわけ。

このように、

自分の気持ち次第で薬の効果は変わったりする。

だから服薬の時は、

「きっと治るんだ」と思いながら飲むととても効果的だったりします。

   

うつ病の治療期間については、

個人差があるので一概には言えないのですが

おおよそ半年から1年程度で回復していくと言われます。

仮にうつ病で自力で治したいと思って

治療しない人は、

軽度の場合だと先程もお話したように「休養」だけで回復することもありますが、

そうでないと

かなりしんどくなると思います。

時に「死にたい」と思うようになったり、

かなり自殺リスクも高まります。

なので自力で治すことはあまりお勧めはしません。

   

また

無駄に自力で治そうとしたばかりに、

こじらせて治療が長引くケースもあります。

うつ病はこころの風邪と言われますが、

フツーの風邪と同じように

こじらす前に早めの対処が重要なんですね。

   

【再発リスク】

治療して回復に向かっても

うつ病は再発のリスクも非常に高いのです。

ですから回復しても一定期間、

注意深く無理せず過ごすことが大事です。

大事なことは、

生活習慣。

規則正しい生活、日光を浴びる、適度な運動、バランスの良い食事

仕事量の調整

当たり前のことなんですけれど、

これを回復してからも続けていきましょう。

   

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