カウンセリングで何が変わるのか?

カウンセリングを初めて受ける場合

「カウンセリングってどんなことをするのか?」

「カウンセリングで変化するのか?」

時に懐疑的になったりすることもあるかもしれません。

  

一般の方がカウンセリングと聞くと

一体何をするのか、得体のしれないものに感じるかもしれません。

残念ながら、そう感じるのも無理はないと思います。

  

素朴な疑問、カウンセリングで何が変わるのでしょうか?

  

カウンセリングというものは

カウンセラーに

自分自身の悩みや気持ちを

話して頂きながら

自分の「こころ」と向き合う作業です。

   

悩みやお困り事がある場合、

しばしば「こころ」の中で

様々な感情が沸き上がっているのです。

こころの問題が生じている原因は、

環境的側面ももちろんあるのですが

あなたの性格や考え方、捉え方、価値観によるものが大きく

しかしそれを自分自身で気付けてないことによって

苦しみや悩みが生まれているのです。

  

カウンセリングでは

あなた自身の考え方や捉え方、価値観、性格と

向き合き、

どういう傾向があるのか、どういう気持ちなのか

ということに「気付いて」いくことが大事なのです。

つまりカウンセリングは

自分を知ること。

  

あなたの性格は持って生まれたものですから

変化する事は難しいでしょう。

しかし

あなたの考え方や感じ方、価値観が

一体どういうもので

どういう性格傾向があるか

自分を「知る」ことで

心を楽にしたり、不安が軽減していくのです。

すると自然に

不思議と気持ちも変化していくのです。

   

ですから

カウンセリングでは

「気付き」がすごく重要。

そしてその気づきを得るためには

自分自身が自分を「知りたい」と強く思うことが大切なのです。

  

自分自身が

様々な自分に気付くことで

どうすればいいか、どう対処すればいいかがわかるから

行動が変わる。

だから結果的に

気持ちも変化するのです。

すなわち

気付き=変化

ということ。

  

カウンセリングでいまいち

効果が出ないと感じている方は

カウンセラーとの相性ももちろん重要ですが

ご自身が

自分の事を

本当に

強く

「知りたい」と思っているか、

今一度確認してみてください。

カウンセリングをするときの

マインドは

カウンセリングの効果の是非に

左右する非常に大切なものです。

  

カウンセリングを受ける時はぜひ

意識してみてくださいね。

 

  

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