「かまってちゃん」の心理とは?特徴と原因について解説

本日はあなたの周りにもしかしたらいるかもしれない

「面倒くさい人」についてお話したいと思います。

   

面倒くさい人とは?

まずあなたに質問です。

あなたの周りにこんな人はいませんか?

 

①自分が会話の中心にいないと気が済まない、もしくは自慢話をしないと気が済まない人

②自分どれだけ「できたか」をいつもアピールして人から認めて欲しそうな人

③いつも誰かと行動したがる寂しがりやな人

④自分の思い通りにならないと不機嫌になり怒ったりする子どもっぽい人

もしかしたらあなたやあなたの周りにこのような人は1人や2人くらいいるかもしれません。

  

「かまってちゃん」ということばは最近はフツーに使われるようになりましたが、

今①~④まで挙げさせていただいた特徴はまさに「かまってほしい人」の特徴です。

かまってほしい人とは、すごくざっくり言うと

寂しがり屋で承認欲求が強くナルシストな人ということです。

  

「かまってちゃん」と聞くとあまりいいイメージはなく、むしろ悪いイメージしかないでしょう。

正直に言うと、このような人がいると周りの人たちは過度に気を遣わないといけなくなるため

関わると疲れますよね。

ただ疲れるだけならいいですが、人によっては

イライラすることもあり、こっちの精神衛生上あまり良くないかもしれません。

  

一番良い対応方法はかまってほしがる人のような人とは関わらないことが一番ですが

どうしても避けられないこともあるでしょう。

ですから「かまってほしい人」の心理状態を正しく理解していくために

かまってほしがる人の心理的な特徴と

どうしてかまってほしがる人になってしまったのか、その原因論について詳しくお話していきたいと思います。

 

かまってほしがる人の心理①

承認欲求が強い

とにかく自分を他人から認めて欲しい気持ちが強いのです。

だから「自分がこんなことができたよ」とか直接的にあるいは間接的にアピールしてきがちな傾向にあります。

褒めてあげると嬉しくなるのです。

そしてあなたのことを信頼してもっともっと話をしてくるようになります。

信頼してくれるのは嬉しいけれど、いつもいつも「褒めてアピール」をされると

聞いているこっちは疲弊することもありますよね。

  

かまってほしがる人の心理②

寂しがり屋

かまってほしがる人は人に心配されたり、注目されたりしたい気持ちがあります。

それが叶わないと不機嫌になりますが、その不機嫌さも誰かから構ってもらいたいがために

時に露骨に出してくることもあるでしょう。

そのような人と関わると気にかけてあげる雰囲気を出してあげないと機嫌が悪くなったりするため

周りは気を遣うことになりがちなのです。

  

かまってほしがる人の心理③

ナルシスト

かまってほしがる人は一見、自分のことが大好きなように見えたりします。

自分のことが大好きだから自慢話をしたり、自分のよいところをアピールしたりします。

ただ根底には承認欲求に強く、それに動かされている面があり、

更に、誰かから承認されないと自己を保てないというコンプレックス(劣等感)を抱えている面もあり、

かまってほしがる人がナルシスト傾向にある人は、非常に自己肯定感が低い傾向にあるかもしれません。

  

かまってほしがる人になる原因とは?

かまってほしがる人になる原因論としては何があるのでしょうか。

実は根底には自己肯定感が低いことが挙げられます。

遡ると幼少期に親から適切な愛情や評価を貰えなかったり

過度なしつけがあったり等寂しい体験をしたり

辛い体験に起因していることが多いのです。

一見するとかまってほしがる人は自分のことが大好きな人物にも見えますが

そのようなふるまいは実は、自分の自信のなさを覆い隠す心理なのです。

  

ですから人一倍、人を求めてしまい、人一倍、自分で自分を認められないがために

他者からの評価を求めてしまうものなのです。

  

今日はあなたの周りにいる面倒な人

「かまってほしがる人」について心理士的立場から心理学的考察をさせていただきました。

  

かまってほしがる人の傾向にある人を正しく理解することで関わり方も変わっていくかもしれません。

是非参考にしてみてくださいね。

  

  

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