恋愛がうまくいかない人の特徴3選

こんにちは。

もうすぐ1月も終わりですね。あっという間に2022年も1ヶ月が経とうとしています。

東京はじめ全国でコロナもかなり感染者が多く、戦々恐々とする日々をお過ごしかと

思いますが、皆様、如何お過ごしでしょうか。

  

さて今日は

恋愛がうまくいかない人の特徴についてお話と考察させていただきます。

   

【恋愛がうまくいかない】

まず「恋愛がうまくいかない」という状態は、どんな状態なのでしょうか。

それを具体的に定義します。

恋愛がうまくいかないと悩んでいる人の多くは、

おそらく

パートナーとの間で生じる関係性で悩んでいることと思います。

例えば、

「相手から愛されている感じがしないと思ってしまう」

「相手から愛情表現をされているのに、不安になってしまう」

「ついつい相手に尽くしすぎて振り回されて疲れてしまう」など。

つまりパートナーと良好な関係を作ることができない、ということ。

カウンセリングに来談される方も、このようなお悩みで来室される方も実は少なくありません。

恋愛がうまくいかない、というのは、

パートナーと良好な関係を作りたいと思っているにも関わらず、

良好な関係が作れない、ということと定義します。

恋愛がうまくいかないと感じる人は、なぜうまくいかないのでしょうか。

今日は恋愛がうまくいかない人の特徴を3つご紹介し、その原因についてお話していきます。

   

【恋愛がうまくいかない人の特徴3選】

恋愛がうまくいかない人の特徴、最初の特徴は

相手に尽くしすぎてしまうことです。

人を愛するというのは、相手を思いやることであると、社会心理学者エーリッヒフロムは言いましたが、

人を愛するというのは、相手を思いやることだから、相手に尽くすことは大切なのです。

しかしながら、恋愛がうまくいかない人の特徴は

相手よりも何倍も一方的に尽くしすぎていることが考えられます。

人間関係は、本来対等であるべきですから、

そうするとふたりの人間関係はアンバランスになりやすく良い関係性を結ぶことができなくなったりします。

愛は、一方的に思いやることではなく、

お互いがお互いを思いやることなのです。

恋愛がうまくいかない人の多くは、その人が一方的に愛を相手に供給していて、

なおかつ、相手からの愛情を少なく感じていて、愛が枯渇している状態になっていると言えます。

   

2つめの特徴は、恋愛体質であるということ。

言い換えると、恋愛体質というのは、常にだれかパートナーがいないと辛いということであり、

依存的なのです。

自分自身で依存的なところがあると、ついパートナーにしなだれかかるようなかたちになり、

お互いの関係はアンバランスになるでしょう。

   

3つめは、ちょっとしたことで不安になりやすいということ。

例えば、パートナーからの発言で

「〇〇って言ったからきっと私のことが好きじゃなくなっているのかもしれない」

などと疑心暗鬼になりやすかったりします。

パートナーの言動ひとつで極端に気持ちが動かされてしまい、

相手に振り回されてしまうこともあるでしょうし、

不安をパートナーに逐一伝えたりするので、逆にパートナーを困らせたり振り回したりすることもあるのです。

  

【共通するのは自己肯定感の低さ】

恋愛がうまくいかない人の特徴を3つ挙げさせていただきましたが、

共通しているのは、実は「自己肯定感の低さ」だということなのです。

相手につきしすぎてしまうのは、実は自分に自信がなく、

自分がたくさん尽くさないと相手も愛してくれないと思っていることの裏返しであるし、

恋愛体質であるというのは、

依存的とお話しましたが、誰かに頼らないと不安で寂しかったりする、

不安になりやすいのもネガティヴに捉えてしまい、関係性が脅かされるのではないか、という不安になりやすい。

これらは自信のなさ、つまり自己肯定感の低さが起因しているのですね。

  

もうお気づきだと思いますが、

恋愛がうまくいかないと感じている人のほとんどは、不安になりがちなのです。

不安になるのは、自分と相手の関係が壊れるのではないか、

脅かされるのではないか、愛してくれてないんじゃないか、だいたいこの3つが影響しています。

これはつまり、自信がない気持ちから生じているのです。

  

【自己理解が必要】

なぜ恋愛がうまくいかないのか。何かしらの原因があるのであればそれを知り、

改善していきたいと思いますよね。恋愛がうまくいかない人の原因は、これは突き詰めてみると

親との関係に課題があることが多いのです。

なぜか。

人間は生まれてからはじめに作る人間関係、それは養育者だからです。

養育者というのは、必ずしもそうとは限りませんが、

だいたいが母親か父親なのです。

ですから母親もしくは父親との関係に起因していることがあります。

人間として生まれて最初の人間関係、即ち、

母や父との関係からすべての人間関係のスタイルは作られているといっても過言ではありません。

大人になってから、人と接するときの態度や傾向は、

親と接するときの態度や傾向からきているといるし、

これは無意識に親と接している態度が他の人間関係にも影響されるということ、

そして特にパートナーとの間でよく出てきやすいということなのです。

  

恋愛でうまくいかないと思い悩んでいる人は、

今一度自分自身のことを振り返ってみると良いでしょう。

親との関係や兄弟との関係、

過去の人間関係の作り方の傾向を振り返ることが

まず自己理解を進めるためには大切なことです。

   

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