【マリッジブルー】は【うつ病】なのか?

こんにちは。

気づけば6月も半分終わろうとしていますね。

早いものです。

東京は梅雨に入り、雨の日が多いですね。

そんな今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

  

さて本日は、

6月にちなんだ内容を徒然にお話していきたいと思います。

   

【マリッジブルーとは?】

6月はジューンブライドと言って

古くからヨーロッパで

6月に結婚する花嫁は幸せになるという伝説があるようで、

だから毎年6月に結婚っていう人が多いのですが

日本だともともと6月は真夏のような暑さではないけれど、

湿気や雨の天気が多く、結婚式をするという人たちに敬遠されがちだったため、

ブライダル業界の戦略として1960代から打ち出してきたらしいです。

まぁそんなこんなで

6月に結婚式をしようとか結婚しようとか思う人たちが多いこの時期ですが、

一方で

マリッジブルーということばも巷では誰もが知っていることばですね。

   

そもそもマリッジブルーとはなんじゃらほい、という話なんですが

結婚前や結婚後の時期に不安や嫌悪感を抱いたり、気持ちが沈んでしまったりすることと

定義されています。

   

今日は

このマリッジブルーっていうこころの現象は、

メンタル不調なのかどうなのかについて、お話していきます。

   

【マリッジブルーの症状】

マリッジブルーの症状についてですが、

代表的なのは

気分の落ち込み、憂うつ

不安になる

イライラする

眠れなくなる

食欲がなくなる

代表的な症状はパッとこんな感じでしょうか。

   

お気づきの方も多いと思いますが、

実はマリッジブルーの症状は

うつ病や適応障害の症状に非常に酷似しているのです。

   

【マリッジブルーはメンタル不調?】

結論から言うと、

メンタル不調に分類されます。

マリッジブルーといわれる症状については、

一般的に2週間、

長くても1ヶ月程度で症状が解消されると言われます。

   

うつ病や適応障害は症状が1ヶ月以上にわたり続くのですが、

マリッジブルーはだいたい2週間前後で症状が解消されるため

所謂、

「抑うつ」症状に近いと考えられます。

そのため、

マリッジブルー自体は、

抑うつに近いと思っていただけると良いでしょう。

マリッジブルーは、軽度うつ症状ということです。

抑うつ程度であれば、

だいたいはリラックスやストレス解消や休みをとるなどで

自力でなんとかなります。

   

【マリッジブルーの原因】

マリッジブルーの原因については、

心理学的な視点から言うと、

環境の変化が原因です。

人は環境の変化に敏感です。

変化は脅威と捉えています。

そのため、

結婚というのは生活環境ががらりと変わるため、

大きなストレスになると言われます。

   

一般にストレスは良いと言われていることも大きなストレスになると言われます。

だから、

あの子と付き合いたいなぁと思っていて、

デート重ねて「おっしゃ、付き合えた!」と喜んで

有頂天MAXになっていても

多くの人の場合は

「好きな子と付き合えた、俺、幸せ!」と認識する人が多いでしょうが、

「好きな子と付き合えた、意外とストレスかも…」とは意識しないでしょう。

   

だけれど、

実は結構ストレスを感じていたりするものです。

  

マリッジブルーは

女性に多く感じやすいと

巷では豪語されておりますが、

正直、あまり性差はないと思っていて

男でもマリッジブルーになります。

男性も、

今後の結婚した後の責任や重圧などで

マリッジブルーになることも多いのです。

   

【マリッジブルーの克服】

マリッジブルーの克服についてですが、

結論から言うと、

無理に克服しなくても良いです。

その理由は

多くの場合は、自力で解消できることと、

結婚というのは

かなり環境の変化であり、

ストレスレベルがMAXなので

むしろ当たり前のこと。

   

だから

マリッジブルーになっていると思うのであれば

「俺は、マリッジブルーになっているんだな」と

認識してあげてください。

そして

「マリッジブルーになるのも無理はない」と言い聞かせてあげてください。

それだけでも少し気持ちが楽になることもありますよ。

   

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