うつ病をいち早く回復する良い生活習慣とは?

こんにちは。

7月も早くも中旬に差し掛かりましたね。早いものです。

今日の東京はこの後夕方から雨予報。。。

そんな今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

  

さて本日はうつ病になったときの

生活習慣について徒然にお話していきます。

   

【うつ病の経過と治療】

大前提として

うつ病は特別な治療をしなくても、時間が症状を和らげてくれることもあります。

しかし、なにもしなければ、

発症後3か月から半年くらいはひどく苦しい状態が続くし、

場合によっては1年以上症状が持続することだってあります。

その間に「死にたい」と思うことも増えてしまい、自殺をしようと思う人も出てきてしまうリスクもかなり高いです。

いち早く回復をしたいのであれば、当たり前ですが治療することです。

   

うつ病の治療には大きく2種類あります。

薬物療法と心理療法です。

まずは薬物療法をやっていきましょう。

服薬を続けることで半年以内に半数以上の人は回復に至ると言われています。

そして心理療法などのカウンセリングを受けることで更に回復が高まるとされています。

   

【うつ病のときの生活習慣】

結論から言うと

うつ病の治療には

薬物療法も心理療法も重要なのですが

一番は生活習慣が重要なのです。

よく心療内科に受診して主治医から

うつ病と診断されて

「十分な休養」

「適度な運動」

「睡眠」と

言われることでしょう。

   

それを言われて「当たり前なことを言うなよ」と思うかもしれません。

だからあまり聞く耳を持てなかったりするかもしれません。

でも、実際、十分な休養や運動、睡眠、ちゃんとできている人ってどれくらいいるのでしょうか。

おそらくほとんどいないと思います。

実際、カウンセリングでうつ病と診断された方のカウンセリングをさせて頂くことがありますが、

ほぼ100%と言っていいほどちゃんと休養も睡眠も運動もとれていないことが多いのです。

うつ病の病気の特質の問題もあるとは思うのですが、

普段から多忙だったりするので

休養も睡眠もとれていないというのは、今の現代人は多いと思います。

   

うつ病と診断されて治療を開始したらまずは、

休養しましょう。

これは大前提です。何もしない、寝たいなら寝たいだけ寝る、

そんな生活です。

起きてボーッとしていてもいい。

とにかくしばらくは「無」になって何もしないことです。

   

でも人によってはうまく休めない人がいます。

それはなぜかというと

自分の考えが大きくかかわっているからなんですね。

例えば、

休んでいたらダメなんじゃないか、とか

休んだらお金のことが心配、とか。

人に迷惑をかける、とか

だいたいはこのような思考に陥って休めないところがあると思います。

なので最初は休めないかもしれませんが、

そこは自分が「休もう」と思ったときが重要かもしれません。

   

そして、睡眠

規則正しく何時に起きる、とか、何時に寝るとか

それだけはまず決めましょう。

目安8時間程度は寝ると良い。

その後いくらお昼寝してもOK。だって「休む」ことが仕事ですからね。

    

食事はバランスのよい食事。糖質とか脂質ばかりたべるのではなく

たんぱく質を取りましょう。

うつ病の人におすすめで理想な食事は、

筋トレして筋肉つけたいと思った時に食べる食事が理想。

筋トレしている人ってたんぱく質にこだわるでしょう。

だから、たんぱく質をたくさん食べ、糖質は控えめに。

   

運動は、1日15分でも良いので散歩。

ランニングは負荷が大きいと思うのでまずは散歩から始めましょう。

   

日に浴びることも大切。

日に浴びることで体内時計がリセットされて、目覚めやすくなったり活動しやすくなるし、

うつ病の人はメラトニン不足と言ったりしますが、

日に当たることでメラトニンが生成されると言われるのでとても日に浴びるのはおすすめです。

   

だんだんと物事にやる気になったら少しずつ取り組んでいきましょう。

仕事はできなくても遊びに行きたいと思えるようになったら

心理的エネルギーが回復してきている兆しです。是非、無理のない程度に

遊びに行きましょう。

    

中には仕事を休んでいるのに遊びに行くなんて、、、、

と思う人もいるけれど

仕事より遊びに行く方が楽でしょ?

だからできるんですよ。

仕事はそれだけプレッシャーがかかるし、エネルギーもたくさん使うから。

  

大事なことは焦らずゆっくり自分のペースで、

取り組んでいくことが大事でしょう。

    

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