ネガティヴ思考になってしまう「クセ」を変える唯一の方法

「ネガティヴな考えに支配されて辛い」

「物事を何でもネガティヴに捉えてしまう」

という相談をお受けすることが

よくあると感じます。

きっとこのブログを読んでいただいている方は、

ネガティヴ思考があって

「なんとかしたい」と思っている方が多いのではないでしょうか。

  

ネガティヴに捉えてしまう、というのは

ご自身の「こころのクセ」が影響しています。

ざっくり言うと

ある出来事に対して

Aさんはポジティヴに捉える、

Bさんはネガティヴに捉える、

Cさんは何も思わない

この差は

それぞれのこころのクセなのです。

  

ネガティヴ思考になってしまうのは

今まで生きてきた中で身に着けた

クセ。

突き詰めて言うと

そのクセは

自分自身を「守る」ために

身に着けた「スキル」でもあるのです。

むしろ

ネガティヴに捉えることで

自分自身を守ってきた側面もある。

だから

ネガティヴ思考を変えていくというのは

至難の業でもあるのです。

  

でも

唯一、

そのネガティヴ思考を変えていく方法があるのです。

それは

客観的に物事をみる、ということ。

  

「そんなことできたら苦労してないよ…」と

そう思う方が多いかもしれません。

確かにその通り。

そんな簡単に客観的に物事がみれたら

苦しい思いはしていないですよね。

  

でも

この当たり前で単純なことが

実はすごく重要だったりします。

当たり前すぎて

多くの人はあまり気にも留めないかも知れない。

そんなことが実は重要だったりするんですよね。

  

物事には

良い面もあれば

悪い面もある。

極端な話をします。

多くの人は、

お金持ちになりたい!と思う方が多いかもしれません。

もしそうだとしたら

「お金持ちになること」=人生を豊かにする=良いこと=ポジティヴなこと

という方程式ができあがります。

確かにこの方程式は間違っていません。

しかし、本当に「それだけ」でしょうか?

お金持ちになる弊害もあるはずなのです。

例えば、

人からお金をたかられるとか

お金を持つことで傲慢になるとか。

他にもたくさんあるでしょう。

すると

「お金持ちになること」=人からお金をたかられる・傲慢になる=悪いこと=ネガティヴなこと

という方程式もできあがるのです。

  

いかがですか?

物事は

良い悪い側面は必ずあります。

客観的に見ていくことが

大事になるのです。

  

カウンセリングでは

客観的に物事をみて

バランスの良い考え方ができるようなお手伝いをしています。

  

  

是非、物事の良い面や悪い側面を

考えてみて

バランスの良い考え方が出来るようになると良いですね。

   

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