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こんにちは。
本当に早いもので今月も半分が過ぎました。
2021年も残り1ヶ月半、あっという間に今年も風のように過ぎていきますね。
そんな今日この頃、皆様、如何お過ごしでしょうか。
さて本日のお話は
カウンセリングのキャンセル料のことについてお話したいと思います。
カウンセリングを受けると必ず存在する「キャンセル料」。
しかしよく考えてみるとキャンセル料については
何もカウンセリングだけではなくて
様々な業界にあることに気づかされます。
宿泊施設、セミナー受講、中には病院にもあったりします。
今日はカウンセリングにおける「キャンセル料」についてお話しできたらと思います。
心療内科に併設しているカウンセリングだと
キャンセル料がかからないところもあったりするのですが、
私設のカウンセリングルームではキャンセル料とっていないところは
ないと思っていただいて良いと思います。
でも皆さん、不思議に思いませんか?
なぜキャンセル料をとるのか?と。
キャンセル料の意味を考えてみると
適切な運営や収益に響く、ということは容易に想像できます。
ですから
カウンセリングでもまた然り、と思います。
確かに、
例えば当日にキャンセルなされたときに
キャンセル料がなければ
約1時間分が空き時間になり、そこにお金が発生しないと
収益に響くということは事実。
しかし、
実は
カウンセリングでは
キャンセル料にはもうひとつの意味があります。
「キャンセル料に何の意味があるの?」と
思うかもしれません。
「キャンセル料はキャンセル料でしょ」と。
一般的にカウンセリングでの「キャンセル」には
意味がある、と考えます。
そのキャンセルにはどんな意味があるのか?を
考えるのです。
実はキャンセルするご相談者様の理由は
様々あるのです。
一例ですが例えば、
前回のセッションの話の続きが精神的に辛いな、と感じていたとか、
カウンセラーに対して陰性転移をしてしまっているとか、
そもそもカウンセリングの必要性を感じなくなっているとか。
キャンセルした後のセッションで
キャンセルの理由をご相談者様に聞いたとしても
はっきりは答えないことが殆どです。
ですが、
キャンセルには非常に意味があること、と
カウンセリングの中では考えます。
いわば、
ご相談者様がキャンセルをする、ということは
カウンセラーに対しての
何らかのメッセージなのです。
つまり、
ことばでない行動でのメッセージを伝えているのです。
ご相談者様が
ことば以外の行動で訴えている、ということ。
これはカウンセリングを治療的に勧めていく上では
非常に重要なことなのですね。
キャンセルがずっと続くようであれば
そのことについて
カウンセリングセッションの中で話しあう必要があるでしょう。
そこから
ご相談者様のことがより深く理解でき、
カウンセリングセッションも更に深まり
更に効果的になるものと思われます。
ご相談者様からの
キャンセルについては
むしろ
とても大切に考えるべきこと、であるのです。
ですから
カウンセリングでは
そのことについて
しっかり話し合うために
キャンセル料を設けている、ということなのです。
(注:もちろん、様々な学派で考え方は多少差はありますが…)
カウンセリングでキャンセル料を
設けている意味というのは
ここにあるのです。
キャンセル料の意味について
少し考え、思いを馳せることができれば
カウンセリングセッションも
非常に有意義なものになるでしょう。
この記事の監修者
横浜国立大学大学院臨床心理学専修卒業。卒業後、東京都市教育センターで発達に関する相談業務に従事。その後、神奈川県内の心療内科クリニックで心理士業務、東京都内心療内科・心理カウンセリングルームの心理士勤務を経て、2020年6月、渋谷・心理カウンセリングルーム「Heart Life~こころの悩み相談所~」を開業。2024年3月に「Heart Life~こころの悩み相談所~新宿店」を開業。
<公式SNS>YouTubeアカウント:「心理カウンセラー【臨床心理士】がうつ病について語るCh」
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