イライラが止まらない!それ〇〇で解消しよう

こんにちは。

昨日まで夏のような暑さに見舞われた東京ですが、

今日は一転、寒い雨。。。

こう気温が上下すると体調管理がキツイと感じる今日この頃ですが、

皆様いかがお過ごしでしょうか。

   

さて今日は、

「イライラ」や「怒り」についての小噺を少々していきたいと思います。

もちろん、最後までお付き合いくださいね。

   

【イライラしてしまうのは悪いことか?】

一般的に

イライラしたり、怒りを覚えたりすることは

あまり良くないこととしてとらえられています。

確かに、

イライラというのは怒りの感情であり、ネガティヴな感情ですよね。

ですから多くの人は、

あまり感じていたくない感情のひとつであるのです。

   

しかし

怒りを感じたりすることは本当に悪いことなのでしょうか。

人間ですから、

喜怒哀楽、良い感情も悪い感情も持つものです。

ですから怒りを感じて人に当たったり、

外に出したりしなければ、

怒りを感じることは悪くないのです。

  

カウンセリングに来室される方でよくあるのは、

怒りを感じていること自体、良くないと思っている方が多いのです。

そう感じてしまうと

自分が辛くなると思うので

まず

怒りを感じていること自体は悪くないと思うようにしましょう。

    

でもできれば、怒りをずっと感じているのは、悪くないとはいえ、

自分の心が疲弊してしまう原因になりますから

できるだけ怒りは手放したいですよね。

   

怒りを手放すためには、

まずは怒りの原因について知ることが大事です。

  

【イライラの原因はどこにある?】

人が怒るポイントというのは、様々なのですが

共通していることがあります。

それは

「自分の思い通りにならない」ということ。

自分の思い通りにならない、

つまり期待しているのです。

期待外れになったとき、

人は怒りを覚えるものです。

   

私の例で言えば、

細い道を車で運転していて、対向車がきたときに、

道を譲ってほしいけれど、対向車がお構いなしに突っ込んでくると

イライラしてしまいます。

でもこれって、

無意識に

「対向車が譲ってくれるもの」と思っているからなんですよね。

自分が期待している行動を相手がしてくれない、

だからイライラするのです。

このようにイライラの原因は、

一見、相手の行動に対して生じているようにみえるのですが、

実は

自分が相手に「してほしい」という期待があって、その期待通りにならない時にイライラするわけなので、

怒りというのは、

自らが作り出しているものなのですね。

   

怒りを手放すためには

まず自分の相手に対する「期待」を手放す必要があります。

ざっくり言うと

相手に期待しないということですね。

   

相手に期待すればした分だけ、

期待通りな反応だったらいいけれど、

そうじゃないと期待した分だけ怒りも大きくなってしまうのです。

怒りを感じやすい人は、

極論、

コントロール欲求が強い人なのです。

相手をコントロールしたい、

こうなってほしい、

そういう気持ちが強いのですね。

   

極端な話、

他人を変えようとしている人のことです。

しかし、他人を変えることってできますか?

できませんよね。

つまり、怒りを感じないようにするためには自分を変えるしか方法はないのです。

    

【イライラしたら〇〇しよう】

じゃあどうすればその期待を手放して、

自分を変えることができるのでしょうか。

よく怒りを感じたときに「〇秒待つ」という方法が紹介されることがありますが、

これも非常に効果的だとは思いますが、

一番いいなと思うのは、何秒か待っている間に、

「他人は変えられない、自分は変えられる」と思うことです。

   

先程もお伝えしたように、怒りを感じるというのは、

相手に期待しているからで、相手をコントロールしたい、

即ち他者を変えたいという気持ちが強いからです。

   

これって知らず知らずのうちに

自分と他人の線引きができていないということなのです。

自分ができることが他人もできるは限りません。

だから、

「あぁこの人は〇〇できないんだな」と思うようにすることが大事です。

これって別に他人を馬鹿にしているわけではなくて、

他人と自分は違うんだ、ということを明確に線引きするためのものなのです。

そして「あぁ自分は〇〇ことでイライラしているな」と

自分を客観視してください。

自分の感情が今「怒りを感じている」と認識することで客観視でき、

客観視することで冷静な態度で振る舞うことができます。

怒りを感じたら、

まず数秒待つか、その場から離れてもらって、

自分と他人の線引きを明確にして怒りを感じている自分に気づきましょう。

  

こうすれば、怒りは感じてはいるけれども、

相手に怒りを表出することをコントロールしやすくなると思います。

   

是非、試してみてくださいね。

    

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