うつ病になったら休まないといけないのでしょうか?

本日はうつ病になったら休まないといけないのか、そもそもなぜ休養は必要なのか?について

解説します。

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【うつ病になっても休むことに抵抗がある】

これはけっこうあるあるなんですけれど

最近なんだから調子が悪いなぁと感じていて

それがずっと続いていて

「これはまずいな」と思って心療内科に受診したら

「うつ病」とか「適応障害」と診断されて

その後に主治医から

「休んだ方がいい」と言われることってよくあるケースなんですよね。

その時に、すぐに休める人ももちろんいるんですけれど、

意外と

「いや、今すぐ休むのはちょっと無理です…」

言う方が非常に多い。

でもこれはある意味、そうだなと思うのですが

うつ病になりやすい人って

真面目な人が多いんですよね。

むしろうつ病で

不真面目な人は見たいことがありません。

なので「休むなんてもってのほか!」と

思っていたりとか

「うつ病で休んだら周りからなんて思われるんだろう…」とか

考えてしまいがちだし

一方で

「休むほどなのか?」と思う人もいるでしょう。

  

自分の状態が休むレベルなのかどうなのか、わからないから

病院に行っているのに病院に行って

休んだ方がいいと言われても

休めないというのは非常に不思議な話なんですけれど

実際、「休めない」と言う人は多くいらっしゃいます。

   

【なぜ休んだ方がいいのか?】

ところでなぜうつ病になったときは

休んだ方がいいのでしょうか?

結論から言うと、

疲れて過ぎているからです。

当たり前の回答するなよ、と言われるかもしれませんが

これがシンプルに本質をついていると思います。

そもそもうつ病になるきっかけってのは

様々なストレスが影響しているんですよね。

例えば、仕事で言えば転職、とか

昇進とか

家族で言えば、結婚とか出産とか、離婚とか

意外にも一般的におめでたいような、

例えば昇進とか結婚でもストレスを感じるものなんですよね。

様々なストレスが複合的に重なり、

ストレスを与え続けられていたら

どうなるか?と。

人によってはその環境から離れる人もいるでしょう。

環境を変えずにストレスをためないように

ストレス発散を上手にする人もいるでしょう。

しかし、そのどちらもうまくいかなくなった時に

うつ病は発症しやすいんですよね。

そもそもうつ病になりやすい人の性格というのがあるんですけれど

うつ病になりやすい人って、

ストレスを上手に発散することが苦手なんです。

だからストレスが強い環境であればあるほど辛くなるわけです。

このようにうつ病を発症する前に

実は様々なストレスを与え続けられているんですね。

なのでもう心身ともに限界なはずなんですよ。

このまま休まずに働き続けると

壊れちゃうよ、と、だから休みましょうということなんですね。

ある研究では

ストレスによって脳が炎症ができてそれが憂うつ感を引き起こし、

うつ病を発症するという話もあります。

つまりうつ病とか適応障害とか

診断をされるということは疲弊している状態なんですよね。

  

うつ病の状態だと

心身共に疲弊しているから、正常な判断ができないんですよね。

よくうつ病とか適応障害とかこころの病気になっている間には

重要な決断はしないほうがいいというのはこのためなんですね。

うつ病と診断された状態というのは普段のあなたの状態ではないということなんです。

普段のあなたの状態に戻すために

休みをとりましょうということなんですね。

休むことで

ダメージを回復していくわけです。

   

【休めないなら無理しないことが大事】

うつ病になったら、無理しないことが大事です。

別にうつ病になってもならなくても、

無理せず自分のペースで過ごすことが大事でしょう。

もしどうしても

「休みたくない!」と思うのであれば

まずは仕事であれば仕事量の調整をしましょう。

セーブしていくことです。

このまま同じ仕事量で続けても生産的ではないので

どうセーブすればいいか、考えていくことが良いと思います。

  

いかがでしたか。最後までご覧いただきましてありがとうございます。

それでは次回のブログでお会いしましょう。

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