こころの「苦しみ」は自分が作り出している

きっとこのブログをお読みの方は

何かしら心の中に

悩みを抱えてらっしゃる方が多いのかなと推察します。

悩みはひとそれぞれ。

例えば、

「いつもネガティヴになってしまう」

「自己肯定感が低いと感じる」

「やる気が起きない」

「何事にも不安を感じる」

などなど。

様々かと思います。

それぞれがそれぞれの苦しみを抱えていると思います。

  

でも、実は

その苦しみって

自分が作り出していた、ということをご存知でしょうか?

  

「はっ?何言っているの?お前はエセカウンセラー?もぐりのカウンセラー?」

と思う方も多いかもしれません。

その気持ちもわかります。

しかし

実は

こころの「苦しみ」って

元をたどれば

自分が作り出しているものなんですよね。

  

とても簡単な話をします。

会社で上司に

成果物を「ここをこう直して欲しい」と

言われたとします。

Aさんは

「上司に指摘されるということは、期待されているんだ」と

思う人。それによってテンションが上がる。

   

対してBさんは

「上司から指摘されるということは自分が出来が悪いからだ、自分がいけないんだ」と

思う人。それにより気分が落ち込む。

これは

何が違うと思いますか?

  

「その人の性格でしょ?」と思う人も多いかもしれません。

確かにそれもあるでしょう。

AさんとBさんの決定的で最大の違いは

その出来事に対しての「捉え方」にあります。

だから同じ出来事でも

こんなに結果が違うわけです。

同じ出来事なのに

ポジティヴにもネガティヴにも

捉えることが出来る。

これはつまり

自分の「こころ」が作り出しているということなのです。

  

このように

人間が抱える悩みの殆どは

自分自身が作り出したものなのです。

  

「じゃあ解決できないってこと?」

自分自身が作り出しているのであれば、変わることはないのかな、と思う人もいるでしょう。

  

しかし、

そんなことはないです。

むしろ

自分自身で

捉え方は変えることはできるのです。

だって

すべては「自分」の「こころ」が作り出したものなのですから。

何でも作ることが出来るのです。

あなたの苦しみは

あなたの「こころ」が作り出しているのであれば

あなたの喜びもまた

あなたの「こころ」から作り出せるのです。 

  

そう思うことができれば

気持ちも少し楽になるのではないでしょうか。

  

   

この記事の監修者

丸田 英世

Heart Life代表・室長

<資格>

公認心理師[国家資格](No.7710) 臨床心理士(No.31071)

<所属学会>

日本臨床心理士会

<略歴>

横浜国立大学大学院臨床心理学専修卒業。卒業後、東京都市教育センターで発達に関する相談業務に従事。その後、神奈川県内の心療内科クリニックで心理士業務、東京都内心療内科・心理カウンセリングルームの心理士勤務を経て、2020年6月、渋谷・心理カウンセリングルーム「Heart Life~こころの悩み相談所~」を開業。2024年3月に「Heart Life~こころの悩み相談所~新宿店」を開業。

<公式SNS>

YouTubeアカウント:「心理カウンセラー【臨床心理士】がうつ病について語るCh」
公式Twitter
公式Instagram

コメントする