自分に優しくなる方法—自分を「虐めない」訓練—

こんにちは。

3連休明けからの平日です。

東京は朝から雨。ブルーな気持ちにさせられるのは僕だけでしょうか。

相変わらず寒い日が続きます、皆様いかがお過ごしですか。

さて今日は

自分に優しくなる方法について

お話したいと思います。

  

以前のブログでは

生きにくさを感じている人の多くは

完璧主義であり、

「~すべき」と自分自身で自分を虐める傾向がある、とお話しました。

  

今日は

じゃあどうすれば

自分を虐めないようになれるか?ということをお話したいと思います。

  

生きにくさを感じる人に

「完璧主義を止めて、自分の虐めないようにした方がいいよ」と

アドバイスしたとしても

「それができたら苦労していないよ!」と反論されるかもしれません。

でもその通りだと思います。

自分に優しくすることができたならば、

そんなに悩んでいるはずがありませんし、とっくに解決しています。

  

人によっては

「自分に優しくするなんて、自分を甘やかすだけだ!だからできない」と

思う人もいるかもしれません。

自分に厳しい人は、

思いがけないくらい強く、ストイックに

自分の事を虐めるのですよね。

なんかもうどMとしか言いようがないくらいに・・・。

  

では

ここでひとつワークをしてみましょう。

  

あなたが悩んでいることを思い浮かべてください。

苦しんでいることを思い浮かべてください。

  

そして、

隣にある椅子に

自分の友人や親友がいると仮定して

その人が

自分と同じ悩みを抱えていて苦しんでいる、という状況を

想定してみてください。

さぁ、

あなたはその友人に

なんて声をかけますか?

  

多くの人は、

優しい言葉や労いの言葉をかけるのではありませんか? 

  

そうなのです。

自分のことを虐める人は、

一方で、

人に対しては優しい傾向にあるのです。

これは自分のことを虐める人に限らず、

日本人は特に、と言われますが

国民性もあるのでしょう。

  

もし

先程のワークで

イメージの中で座っている友人に

優しい言葉をかけられたとしたならば、

なぜ自分には同じことばをかけられないのでしょう。

  

このワークをしてみると

「自分はあまりにも自分のことを虐めていたな」と

気付く人が多かったりします。

その気づきがとても大切ですね。

  

そうです。

自分の事を虐めるあなたは

あまりにも大変な状況だし、疲れているし

優しい言葉や労いの言葉をかけられて

当然なのですね。

  

あなたも

ひとりの人間として労わって下さい。

優しくしてあげてください。

自分を大切にすることが

すなわち、

他人を大切にすることにつながるのですから。。。

  

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