性格を良くするたったふたつの方法

こんにちは。

さて、2022年も本格的にはじまりましたね。

早ければ1月4日から、

5日や今日6日から仕事はじめの方も多いかもしれません。

お正月休み明け、仕事に行くのは憂うつな気持ちにもなりますよね。

そんな今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

  

  

さて今日は、性格を良くする方法2選と題して

徒然にお話していきたいと思います。

  

【性格を良くしたい理由】

もし今あなたが「性格を良くしたい」と思っているのであれば、

それはどういう理由から変えたいと考えていますか?

様々な理由があると思いますが、

どちらにせよ

「自分の性格、悪いよなぁ」

とか

「自分の性格の悪さのせいで周りとうまくいかないんじゃないか」

とか

大なり小なり悩みを抱えているものかと思います。

  

性格が作られる要因については

過去の出来事と親の関係性から生じると言われます。

詳しくは、以前投稿させて頂いた「性格を変えるたったひとつの方法」

詳しく書かせて頂いておりますのでそちらを参考にしてみてくださいね。

  

【性格が良い人・悪い人って?】

そもそも性格が良いとか悪いとか

そんな「性格について」の基準があるのでしょうか。

性格が良いとか悪いとか明確な基準は存在しません。

   

しかしながら心理学の世界では

人の印象はことばひとつで性格が「良い」「悪い」が決まると言われています。

つまりことばひとつで「この人は性格が良さそう」と思ったり、

ことばひとつで「この人性格悪そう」と思ったりすることはあるのです。

   

ある社会心理学の実験で

会ったこともないある人物を会う前に紹介するときに、

7つの形容詞を記載したリストを配布し、どのような印象を抱くかという実験を行ったのですが

そのことばの中のひとつで

「温かい人」と表現して紹介した場合は、

その人の印象は「好印象」となり、「冷たい人」と表現して紹介した場合は、

その人の印象は悪い印象になった、という実験があります。

これは人のファーストインプレッションがいかにことばの力で形成されるか、ということを示しているのです。

  

つまり、言葉一つで

「この人は良い性格の人かもしれない」とか

はたまた「この人は悪い性格の人かもしれない」とか

思うのですね。

   

このように人の性格に明確な「良い」「悪い」というものは存在しないけれども、

人は知らず知らずのうちに人を「良い性格の人」とか「悪い性格の人」と分類してしまっているということなのですね。

   

では一般的に、性格が「良い」と言われる人の特徴とはどういうものなのか。

・人にやさしい

・素直で思いやりがある

・裏表がない

などなど。

どうですか?なんとなく「性格が良い人」のイメージに当てはまりますよね。

   

それに対して性格が「悪い」と言われる人の特徴とは、

・損得勘定で行動している

・人によって態度を変える

・悪口を言う

などなど。

  

どうですか?これもなんとなく「性格が悪い人」のイメージに当てはまりそうですね。

   

【性格を良くするたった二つの方法】

それでは

どうすれば性格が良いとされる性格になることができるのか、

それにはたった二つの方法を試してみると効果的なのです。

  

まず一つ目は

「性格が良い」と思われる人をイメージしてその人をまねること。

   

「性格が良い」と言われる人になるためには

まず「性格が良い」とされる人のイメージを作り、

「性格が良い人なら、こんな時どう言うかな?」と想像するのです。

イメージできなかったら、自分が性格が良いと思う人を思い浮かべてみましょう。

  

そしてそれを実行してましょう。

心理学でいうとモデリングとも言われます。

人は自分らしくないことでもその行動をずっと続けることで

潜在意識に働きかけ、だんだんとその人の「行動」に刷り込まれていく傾向があります。

ですからまずはモデリング、してみましょうね。

   

そして二つ目は

いつでもポジティヴなことばを使う・行動するです。

例えば、

普段から人の悪口ばかり言っている人と

そうじゃない人だと

どっちが性格が良さそうに見えますか?

俄然、後者の方と思われますよね。

先程お伝えしたモデリングの中で、比較的簡単にできること、

ポジティヴなことばを使う。

「あー疲れた」じゃなくて「あー今日も無事に仕事が終わった」とか

「パートナーが全然家事をやってくれない」じゃなくて

「帰りに自分の好きなお菓子を買ってきてくれて嬉しい」とか。

このようにちょっとの心がけや表現に気を付けて

言葉にしてみてください。

   

感謝の言葉を口にしたり、

積極的に人に喜ばれることをしたり、

そのように人は行動や言動が変わることで

だんだんと気持ちも変わっていくものなのですね。

   

物事はまず「形から」と言われることもありますが、

まさにその通りで

その形から入ることでいつの間にか物事が身につくことが多いもの。

それは真似をすることが近道なのですね。

   

性格を良くするのにも、

性格が良いとされる人を真似してみることから始めてみましょう。

   

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