日本特有の同調圧力の可笑しさ

こんにちは。

東京は、ぱらぱらと雨が降ったりやんだり。明日以降もずっと雨模様が続くようです。

今年の梅雨も本格的な梅雨だなと実感している今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。

   

さて、本日のお話。

日本人として生きていると、

皆と同じじゃなきゃいけないとか、

多くの人の意見に同調しなくてはいけないとか

協調性がないといけないとか

明文化されてない「暗黙のルール」があると思いませんか。

    

最近ですと、新型コロナウイルスですっかり定着した

マスク着用。

電車の中でもお店の中でも

マスクをしていないだけで「非国民」扱いされる話をよく耳にします。

マスクをしてない人に対して攻撃する人は、

日本人特有の同調圧力が影響しているのかなと思います。

「みんながやっているのに、なぜやらない」と。

  

人に合わせることは

一概に悪いこととは思いません。時に必要なこともあるから。

  

ただ、その協調性や同調性のせいで

自分の意見を押し殺したりすることが増えるのではないか。

すると、言いたいことが言えない世の中になるし、

それこそ言論の自由を制限させることになる。

少数派が考えていることが実はすごく良いことなのに、

大多数派が「悪い」と考えるために

本当に良いことが、まかり通らないのは

良くないことだなと思います。

  

先ほどのマスクの話は、

「みんながしているから、しなくてはいけない」ではなく、

マスクをしないと感染が広がる可能性があり、

ひとりひとりの「生命」を守ったり、社会を守るために

マスクをしてほしいと思うわけです。それなのにマスクをしていない人を見て

怒りを感じるのは、その通りなのだと思う。果たして、日本人はそのような感覚でいるのだろうか。

  

日本人として、協調性や同調性は当たり前に身についていることですが、

距離を置いてみると、同調さの可笑しさに気づけるように

周りを俯瞰して見れると心にも余裕が出て良いですよね。

    

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代表 丸田 英世(公認心理師・臨床心理士)

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この記事の監修者

丸田 英世

Heart Life代表・室長

<資格>

公認心理師[国家資格](No.7710) 臨床心理士(No.31071)

<所属学会>

日本臨床心理士会

<略歴>

横浜国立大学大学院臨床心理学専修卒業。卒業後、東京都市教育センターで発達に関する相談業務に従事。その後、神奈川県内の心療内科クリニックで心理士業務、東京都内心療内科・心理カウンセリングルームの心理士勤務を経て、2020年6月、渋谷・心理カウンセリングルーム「Heart Life~こころの悩み相談所~」を開業。2024年3月に「Heart Life~こころの悩み相談所~新宿店」を開業。

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