「心理カウンセリングの料金が高い理由は?」
「心理カウンセリングの料金相場は?」
「カウンセリング以外の選択肢が知りたい」
ひと昔前よりも身近になった心理カウンセリングですが、その料金はまだまだ高額。
本記事では、心理カウンセリングの料金に関することからカウンセラーの選び方まで解説していきます。
心の悩みを抱える方は、ぜひ最後までご覧ください。
心理カウンセリングの料金相場
心理カウンセリングの料金相場は、地域や訪れる施設の種類、カウンセラーの資格や経験、セッションの長さや回数などによって異なります。
基本的に保険適用外ですが、医師の診療の一環として実施される場合例外的に適用されます。
また、学生や若年層、高齢者向けに、割引価格や無料相談を行っている場合もあります。
カウンセリング料金は施設によって差があるため、複数の場所を比較することで、自分に合ったコストパフォーマンスの良いカウンセリング施設を選ぶことができます。
関連記事:カウンセリングの受け方と受けるときに意識したいポイント
一回当たりのカウンセリング相場
一般的な心理カウンセリングは、50〜60分の1回あたり5,000円〜15,000円程度が相場です。
資格や提供形式(対面・オンライン)によって幅があります。
保険適用外が基本なので自己負担になります。
カウンセラーや技法による料金の違い
カウンセラーの資格や経験、使用する心理技法によって料金は変わります。
例えば公認心理師や臨床心理士など資格を持つ専門家は相場より高めに設定されることが多く、特定療法の料金差は施設ごとに幅があります。
また、オンライン形式は対面より比較的安価なことが多いです。
継続した際の費用相場
継続してカウンセリングを受ける場合、回数に応じて費用は積み上がります。
以下は一般的な相場の例です(1回5,000円を想定)。
週1〜2回のペースだと年間で数十万円単位になることもありますので、長期利用時の計画が大切です。
継続ペースと費用の目安
| ペース | 1ヶ月 | 6ヶ月 |
|---|---|---|
| 週1回 | 約2万円 | 約12万円 |
| 週2回 | 約4万円 | 約24万円 |
心理カウンセリングの料金が高い5つの理由

ここからは、本題である心理カウンセリングの料金が高い理由を解説していきます。
主な理由は以下の5つです。
- 専門家が対応するため
- カウンセリング後のアフターフォローが必要なため
- 場所代や人件費がかかるため
- 険が適用されないことがあるため
- 対応できる人数に上限があるため
それぞれ見ていきましょう。
専門家が対応するため
心理カウンセリングには、カウンセラーとしての専門的な知識や技術が必要です。
2018年には心理士資格が国家資格化(公認心理士)し、その専門性はより高まりました。
カウンセラーは、患者に向き合ううえで、コミュニケーションスキル、心理学、カウンセリング技術、心理検査の専門知識などを習得し、訓練を受けなければなりません。
このような専門的な知識と技術を持つ人々を配置するため、心理カウンセリングの費用は高くなります。
さらに、心理カウンセリングに登場する問題や症状は、人々の幅広い範囲のものであり、患者のニーズに合わせたカスタムメイドのソリューション提供が必要です。
したがって、適切な専門家を雇うことで、顧客ニーズに最適な品質を提供し、かつ安全な状況を作り出すために、心理カウンセリングの費用が高くなる場合があります。
関連記事:カウンセリングでは一体何をするのか?具体的に解説します
カウンセリング後のアフターフォローが必要なため
カウンセリング後に、アフターフォローが必要な場合があります。
感情の整理や、カウンセリングで話した内容の振り返りを行うことで、クライアントが自分の気持ちや考えを整理し、より良い結果を得られやすくなります。
アフターフォローには、定期的連絡等が例として用いられていることがあります。
場所代や人件費がかかるため
心理カウンセリング施設では、カウンセリングの場所代やスタッフの人件費がかかります。
たとえば、カウンセリングセンターでのカウンセリングでは、セッションルームの借用や院内で働く専門家の給与などが費用に含まれます。
また、心理カウンセリングの現場ではカウンセリング施設に投資することで、心理カウンセリングサービスの質を保証することが重要です。
そのため、衛生管理、セッションの予約、およびその他の手順に関連した一般的なオフィスおよび人的資源管理のためのコストがかかります。
さらに、心理カウンセリングの場合、カウンセラーは専門家であり、労働時間外の準備やカウンセリング記録など、時間外に対応するための時間もかかります。
くわえて、カウンセラーは、個々のケースに対して個別に対応する必要があり、一つひとつのセッションに時間をかけるため、その意味でも人件費は高くなります。
関連記事:カウンセリングにおける逆転移の概要と気づいたときの対処法
保険が適用されないことがあるため
心理カウンセリングは医療行為の一つであり、健康保険が適用される場合もありますが、民間医療施設へのカウンセリングの場合、保険適用外の場合の方が多いです。
また、自己啓発や人間関係のトラブルなど、病気ではなく生活上の問題に対するカウンセリングは、健康保険の適用対象外となります。
また、適用される場合でも自己負担が発生する場合があり、その自己負担額によっても料金が高くなります。
そのため、保険が適用されない場合や自己負担が高い場合、カウンセリングにかかる費用は高額になってしまう傾向があります。
さらに、保険が適用される場合でもカウンセラーの資格や施設が健康保険制度に対応していない場合は、保険が適用されません。
そのため、心理カウンセリングを受ける場合には、保険が適用されるかどうかや、自己負担の額なども事前に確認が必要です。
関連記事:カウンセリングが怖い・嫌いと感じる理由とその対処法
対応できる人数に上限があるため
心理カウンセリングは、カウンセラーが一人ひとりの患者に向き合い、個別にカウンセリングを行うことが特徴的なです。
しかし、一人ひとりカウンセリングを行うと、同じ時間枠でも対応できる人数には限りがあります。
また、カウンセラー自身も、長時間カウンセリングを続けることで疲れやストレスを感じるため、1日に対応できる人数には限りがあります。
そのため、カウンセリング施設では、1人当たりの時間を想定して、その時間を基準にして最適な人数を決定する必要があります。
このため、対応できる人数には上限があり、1人当たりのカウンセリング料金が高くなってしまうことがあります。
また、カウンセラーが担当できる人数には限りがあるため、予約が取りづらいこともあるかもしれません。
関連記事:カウンセリングを受ける頻度の決め方と受ける際に気を付けたいこと
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高くても効果的なカウンセリングルームの選び方
高額なカウンセリングを選ぶ際は、質の高いカウンセラーを見極めることが重要です。
まずはカウンセラーの資格や経験をチェックし、初回割引などを活用して相性を確かめましょう。
ここでは、資格や選び方のポイントを詳しく紹介します。
公認心理師か臨床心理士資格者のカウンセラーを選ぶ
公認心理師や臨床心理士の資格を持つカウンセラーは、専門的な訓練を受けており、高いスキルと知識を有しています。
これらの資格を持つカウンセラーは、心理的な問題に対して適切なアプローチができ、信頼性が高いため、選ぶ際の基準として有力です。
信頼できる専門家に相談することで、より効果的な支援を受けられます。
初回割引などを活用し安心できるカウンセラーを見つける
初回割引や無料相談を提供しているカウンセリングルームもありますが、これらのサービスはすべての施設で普遍的に提供されているわけではなく、場合によって提供されることが一般的です。
このようなサービスを利用することで、カウンセラーとの相性や信頼関係を築きやすく、継続的なセッションを安心して受けるための大切な第一歩となります。
精神科・心療内科を受診する
カウンセリングだけでなく、心の問題に対して医学的なアプローチが必要な場合は、精神科や心療内科を受診することも重要です。
専門の医師による診断や治療を受けることで、薬物療法とカウンセリングを組み合わせた効果的な治療が期待できます。
心の状態を正しく理解し、適切な治療を受けることで改善への近道となります。
相談したい内容を明確にしておく
カウンセリングを受ける前に、自分が相談したい内容を明確にしておくことが重要です。
具体的な悩みや目標を整理することで、カウンセラーとのコミュニケーションがスムーズになります。
また、どのようなサポートを期待しているかを伝えることで、カウンセラーもより適切なアプローチを提供しやすくなります。
悪徳カウンセラーに気を付ける
カウンセリングを受ける際には、悪徳カウンセラーに注意が必要です。
無資格や経験のないカウンセラー、過剰な料金請求をする業者、無理に長期契約を勧める場合など、信頼できないカウンセラーが存在します。
信頼性のある資格を確認し、口コミや評判を参考にすることで、安心して利用できるカウンセラーを選びましょう。
お金がない中でもカウンセリングを受けるための方法
経済的にカウンセリングを受けるのが難しい場合でも、電話カウンセリングやオンラインカウンセリング、チャット形式のカウンセリング、公的機関のサービスなど、費用を抑えた選択肢があります。
それぞれについて解説します。
電話カウンセリング
電話カウンセリングは、電話を通じて行うカウンセリング方法です。
相談者は自宅などリラックスできる場所で話せ、カウンセラーも自分の都合の良い場所で対応可能です。
移動の手間や時間的負担が少なく、手軽に受けられる点が魅力です。
ただし、対面と異なり視覚的情報がないため、相談者は自分の状況を詳細に説明する必要があります。
提供サービスによっては無料相談がある場合もあります。
オンラインカウンセリング
オンラインカウンセリングは、インターネットを利用してカウンセラーと遠隔でカウンセリングを行う方法です。
対面と異なり、時間や場所に縛られず、国内外のさまざまなカウンセラーを選ぶことができます。
自宅や職場など、リラックスできる場所で受けられるため、緊張せずに自然体で話せるのが大きな利点です。
さらに、移動時間や費用がかからず、忙しい日常の中でも利用しやすく、手軽にサポートを受けられます。
チャットカウンセリング
チャットカウンセリングは、インターネットを通じて文字でやり取りをするカウンセリングの一種です。
一般的には、専用のチャットルームを利用して、カウンセラーと相談者がメッセージをやり取りする形式です。
テキストでのコミュニケーションのため、話し言葉よりも筆記の技術が求められますが、逆に自分の思考を整理して自分の気持ちを文字に表すことができます。
また、相手の表情や仕草を見なくてもよく、コミュニケーションのハードルが低い点が利点です。
ただし、言葉だけのやりとりになりがちで、相手の表情や声音から読み取れる感情面の援助ができないというデメリットがある点には注意が必要です。
公的機関によるカウンセリング
公的機関によるカウンセリングは、市営の社会福祉事務所や自治体、NPO法人などの公的機関が提供する、誰でも気軽に利用できるカウンセリングサービスです。
主に、女性や子ども、高齢者の相談に特化しており、家庭内暴力、虐待、不登校、うつ病、認知症など、多様な相談内容に対応しています。
無料または低料金で利用できるため、経済的に困難な人々でも受けやすいことが特徴です。
相談員としては、社会福祉士や看護師、心理士、教育委員など、専門的な知識を有する人々が務めています。
関連記事:うつ病の特徴とは?カウンセリングで治療できるのかも紹介
保険適用のカウンセリングを受ける
一般的に保険適用外ですが、医師の診療の一環では適用となることがあります。
多くの医療機関では、心の問題が身体的な症状に関連していると診断されると、健康保険を使ってカウンセリングを受けることができます。
心理的な問題に対しても、医師の診断書をもらうことで、一定の条件下で保険が適用される場合があります。
保険適用を受けることで、自己負担を減らし、経済的な負担を軽減しながら治療を受けることができます。
比較的短期間で効果を実感席るカウンセリングを受ける
短期間で効果を実感できるカウンセリングがある場合もあります。
特に、認知行動療法(CBT)などのアプローチは、短期集中で効果を感じやすいとする研究もあります。
数回のセッションで改善を実感できるケースもありますが、効果が現れるまでの期間は個人差があるため、必ずしも全員に短期的な効果が保証されるわけではありません。
そのため、時間がない方や早急に解決を目指す方にとっては有効な方法となる可能性が高いです。
結果として、費用や時間を抑えながら効率的に心の健康を支援することができることが期待できます。
料金が安くて安心できるカウンセリングルームの特徴
料金が安いカウンセリングルームは、手軽に利用できる点が利点です。
特に初めての方や経済的に余裕のない方にとって、低価格でサービスを受けられることは大きなメリットです。
無料相談や低料金プランがあり、気軽に始めやすい環境も整っています。
さらに、電話やオンラインカウンセリングなど、時間や場所に制約が少なく、忙しい方にも便利です。
しかし、安価なカウンセリングルームにはデメリットもあります。
カウンセラーの経験や資格にばらつきがあり、専門性の高い支援を受けられない場合もあります。
低料金のため、サポートが不十分なこともあります。
一方、ハートライフのように料金が高めのカウンセリングルームは、資格を持つ経験豊富なカウンセラーが揃っており、深い専門知識と技術が提供されます。
高額でも専門的な対応が受けられ、安心して長期的な支援を受けることが可能です。
費用が高くても心の健康を支えるための投資となることがあります。
カウンセリングやカウンセラーの選び方

カウンセリングを受ける場合、まずは自分が抱える悩みや問題に合わせて適切なカウンセリングの種類を選ぶことが重要です。
また、カウンセリングにはさまざまなカウンセラーが存在するため、自分に合ったカウンセラーを選ぶことも大切です。
カウンセラーのホームページやプロフィールを見たり、インターネット上で口コミを調べたりして、どのようなカウンセラーかを把握しましょう。
また、予約をとって定期的に通う性質上、カウンセラーとの相性は非常に重要です。
そのため、初回のカウンセリングで相手との相性を確かめることも良いでしょう。
その際には、自分自身がカウンセリングを受けたい理由や悩みをしっかりと伝え、カウンセラーの反応やアプローチ方法に目を向けながら選ぶことが重要です。最終的には、自分に合ったカウンセリングを受けることで、健やかな心を取り戻すことができます。
関連記事:カウンセリングが合わないと感じる原因とは?おすすめの対処法についても解説
カウンセリングが高いのは5つの理由によるもの

カウンセリングが高額になる理由は、まず専門家が対応するため専門性が高く、高い賃金水準であることが挙げられます。
また、カウンセリングを行うための場所代や人件費がかかるため、その分費用がかさんでしまいます。
さらに、保険適用外の場合や支援を受けられない場合があるため、自己負担が必要な場合もあります。
そして、カウンセリングを受けることができる人数にも限りがあるため、需要と供給のバランスによって、サービス料金が高額に設定されることがあります。
医療機関以外のカウンセリングであれば低価格で受けられる場合もあるため、多角的に判断してください。
東京(渋谷)のカウンセリングならHeart Life こころの悩み相談所
この記事の監修者
横浜国立大学大学院臨床心理学専修卒業。卒業後、東京都市教育センターで発達に関する相談業務に従事。その後、神奈川県内の心療内科クリニックで心理士業務、東京都内心療内科・心理カウンセリングルームの心理士勤務を経て、2020年6月、渋谷・心理カウンセリングルーム「Heart Life~こころの悩み相談所~」を開業。2024年3月に「Heart Life~こころの悩み相談所~新宿店」を開業。
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